<   2007年 10月 ( 20 )   > この月の画像一覧

オオゴマダラ

今回の旅行は突然だったので、不勉強のまま出かけたのですが、それでも日本一大きな南国の蝶オオゴマダラにだけは出会いたいなあと思っていました。
西表島滞在中は、何度も目にするのですが、いつも頭上や目の前を通り過ぎるだけで撮影することができませんでした。
そして石垣に移動して、やっと念願の蝶を撮影することができました。

食草はキョウチクトウ科のホウライカガミ、マダラチョウ科の蝶は食草に毒があるので、天敵に自分の姿をよく見せるようにフワリフワリと飛ぶということですが、正にその通り、白い大きな羽をフワァ~フワァ~と優雅に滑るように飛んでいる姿が印象的でした。

b0076870_9564187.jpg
b0076870_9573665.jpg
b0076870_9575296.jpg


黄金の蛹といわれるオオゴマダラの蛹、見つけた時は思わず歓声を上げていました。
b0076870_9425039.jpg

近くには幼虫もいました。白黒の成虫からは想像できないような派手な色彩です。
b0076870_10223889.jpg
b0076870_1023434.jpg

葉の奥には、生まれたてのオオゴマダラが出てきた蛹に掴って、翅を乾かしていました。
生まれたての蝶の翅、綺麗です!
b0076870_1031265.jpg

b0076870_103193.jpg

by coraltree-37-11 | 2007-10-31 10:34

ツマムラサキマダラ

日本では迷蝶ですが、沖縄島以南では多数記録されています。
熱帯の蝶にとっては沖縄の冬は寒いようで定着できない種類も多いのですが、本種は1992年以降から沖縄島で冬を越し、連続して発生しているのが観察されています。

写真は石垣島バンナ公園で撮影したものですが、リュウキュウアサギマダラ、オオゴマダラ、スジグロガマダラなど、黒い体に白い星を散らしたような胴体のマダラチョウたちが、色とりどりの花畑の中で、それはそれは優雅に舞っていました。

これはオスです。
b0076870_223366.jpg


前翅の表面の先端【褄(ツマ)】が青く輝くことから、この名前が付けられました。
この蝶は飛ぶ時以外には、めったに羽根を開くことがないのです、開翅写真思うように撮らせてくれませんでした。
b0076870_2232714.jpg


これはメスです。メスには後翅の表裏両面に白く細い線状の模様があり、雌雄の区別は容易です。
b0076870_2234943.jpg


(追加します。同行の息子が開翅したところを撮っていたと写真を送ってきました。2枚ともオスです)
b0076870_1045868.jpg
b0076870_1046649.jpg

by coraltree-37-11 | 2007-10-30 22:45

黒いアゲハチョウ達

クロアゲハ
東北以南の本州から南西諸島にまで広く分布し、黒いアゲハチョウの代表格ですね。
クロアゲハは、本土から八重山までの間で、少しづつ変化し、八重山亜種では、尾状突起が短くまた、後翅の赤紋が発達し、環状に近い形になるものまであります。
b0076870_5191120.jpg
b0076870_5203744.jpg

ハイビスカスの中に入り込んで吸蜜している姿を色々な所で見ました。黒いアゲハはハイビスカスが好きなんでしょうね。
b0076870_5212998.jpg


ベニモンアゲハ
先島諸島(宮古諸島と八重山諸島)に分布し、一年中見ることができます。
食草(リュウキュウウマノススズグサ)からアルカロイドを毒を体内に蓄積していて、体と翅の赤色は捕食者に対する警戒色となっています。
始めて目にした綺麗な蝶、なのに動きが早くて綺麗に撮れませんでした。(x_x;)
b0076870_5265071.jpg
b0076870_5311560.jpg


シロオビアゲハ
奄美大島以南の琉球列島に分布する熱帯型の蝶で、八重山では1年中見られます。
メスには、オスと同様のシロオビ型と赤班を持っているベニモン型があり、体内に毒を持つベニモンアゲハに擬態して捕食者を欺いているそうです。
ベニモン型は見る事が出来ませんでした。
b0076870_5382049.jpg


カラスアゲハ
国内に広く分布する蝶ですが、日本各地で著しい地域変異が知られる蝶です。
西表、石垣で観察されるのは、八重山亜種になります。
b0076870_6371756.jpg


黒いアゲハ蝶達は、どれもゆっくり吸蜜してくれません、花から花へ忙しく移動したり、目の前を通過して行ったり、撮影チャンスをくれません。どれも上手くないですが、出会いの記念です。(o*。_。)o
by coraltree-37-11 | 2007-10-25 06:44

沖縄旅行で出会ったシジミ蝶達

クロマダラソテツシジミ
「クロマダラソテツシジミはフィリピンや台湾などから飛んでくる迷蝶です。日本ではこれまで1992年秋から1993年春の沖縄、2001年9月から12月の与那国島、2006年から2007年にかけての冬の石垣島など、数度しか発生が確認されていない珍品です。」
調べて見ると、このような記述がありましたが、私が撮った西表島では、沢山飛んでいました。
目にしたシジミの中で、一番多かったのが、クロマダラソテツシジミでした。
b0076870_23413838.jpg
b0076870_23432230.jpg
b0076870_23433943.jpg


ウラナミシジミ
秋になると、あちこちで目にする蝶です。私もこの夏から秋にかけて2,3度目にしています。
房総半島と紀伊半島を結ぶ線よりも南で土着していますが、夏の暖かい時期に北へ飛んでいきます。
もともと南方系の蝶で、沖縄列島では、ほぼ1年中見られるのだそうです。
b0076870_23594977.jpg


ウスアオオナガウラナミシジミ
台湾、フィリピン方面からの迷蝶で、日本では八重山や沖縄諸島でしか見られないシジミチョウだそうです。オナガウラナミシジミともいわれます。
b0076870_012136.jpg


ルリウラナミシジミ
沖縄諸島や奄美諸島、秋には鹿児島県など九州南部にまで見られることがあります。
八重山諸島では1年中見られます
ルリウラナミシジミはその名の通り、翅の表が美しい瑠璃色に光り、飛んでいる時はとても綺麗でした。
b0076870_092487.jpg
b0076870_09495.jpg

b0076870_164554.jpg


アマミウラナミシジミ
西表では、多くのウラナミシジミを見ることが出来ました。
このアマミウアラナミシジミは石垣島でも目にしました。琉球列島に分布し、1年中見られるシジミです。
b0076870_0175996.jpg

b0076870_0361979.jpg


ヤマトシジミ
八重山にもヤマトシジミがいました。妙に懐かしさを感じました。^^
b0076870_1203629.jpg


このほかにも、翅のボロボロになったタイワンクロボシシジミと思われるシジミチョウなど見ることが出来ました。小さくて可愛いシジミさん達と沢山出会えたことも、沖縄の大きな思い出です。
ない頭を悩ませて調べた蝶の名前ですが、間違いがあればどうぞ教えてください。(o*。_。)o
by coraltree-37-11 | 2007-10-24 02:02

イソシギ

もうしばらく、沖縄の鳥や蝶を続けます。

イソシギチドリ目シギ科
イソシギと言えば海辺の岩礁や干潟、川岸にいる鳥かと思っていましたが、これは石垣島の道路沿いの草原にいました。そうは言っても、すぐ近くは海ですが。
車で走行中に何やら動くものを見つけて止まると、尾を上下に振りながら歩く鳥でした。その様子からセキレイの仲間だと思い撮影したんです。大きさもセキレイほどの大きさでしたから・・・
b0076870_22581638.jpg

車から降りると、あっという間に行ってしまいました・・・
b0076870_22573740.jpg

by coraltree-37-11 | 2007-10-23 00:45

秋の富士山

今年の初冠雪は10月6日でした。初冠雪から2週間、10月21日の富士山です。
秋晴れの日とはいえ、靄っていますが、雪も大分目立ってきました。
b0076870_814214.jpg
b0076870_8143959.jpg
b0076870_8145794.jpg

by coraltree-37-11 | 2007-10-22 08:22

ミカドアゲハ

ミカドアゲハは本州、四国の一部、九州、琉球列島、東南アジアなどに分布する蝶ですが、八重山産亜種は、本土のものに比べて青みが強く、アオスジアゲハのように見えます。
ミカドアゲハという和名は、この蝶の発見者であるL.H.リーチ氏が明治天皇に献名したことからこの名が付けられました。
この蝶の見られる時期は3~11月なのですが、西表や石垣ではほぼ1年中見られるそうです。

レンタカーで西表島の海岸線をドライブしている時、この木の花に多くの蝶が集まっているのを見つけました。シロチョウ類、クロアゲハ、そしてミカドアゲハがまるで花でも咲いたように何頭も集まって、忙しげに飛び交いながら吸蜜していました。
でも、この木ちょっと遠かったので、それが少し残念・・・
b0076870_23345078.jpg

b0076870_2334863.jpg

Vサイン・・・(^∇^)ハハハ!
b0076870_0144238.jpg

by coraltree-37-11 | 2007-10-20 23:59

アオスジアゲハ

アオスジアゲハは誰でも見たことのある蝶ですよね、東北地方南部以南の本州、四国、九州、南西諸島に広く分布している蝶ですから。
でも、西表島のギンギラギンに輝く太陽の下で出会ったアオスジアゲハは、その「青」の美しかった事、目の覚めるような「青」でした。
煌く太陽のもとで、君は時を翔る、花から花へ・・・
b0076870_22251238.jpg

b0076870_22245119.jpg

b0076870_22253193.jpg

b0076870_22242661.jpg

b0076870_22255221.jpg

by coraltree-37-11 | 2007-10-19 22:51

メボソムシクイ

西表島のマングローブの林の中で見つけたメジロに混ざって、ただ1羽で声も出さずにいた鳥さん、後姿がチト寂しそうでした。
「君は誰?」
b0076870_20295283.jpg

振り向いてくれたお顔はムシクイさんのようです。
b0076870_20283889.jpg

メボソムシクイですよね。
ムシクイさんは判別が難しいのですが・・・
頭央線がないことでセンダイムシクイではないようだし、センダイムシクイはどうも八重山にはいないらしいし・・・
伊豆七島などで見られるイイジマムシクイも渡りの時期には沖縄方面でも観察されているらしいけれど、イイジマムシクイは下嘴が先端まで黄色いという、これは下嘴の先端部が黒いのでメボソムシクイでいいのかと・・・
b0076870_2029182.jpg

夏の暑い日、涼しい富士山の5合目で見つけたメボソムシクイ、君が今ここにいるんだ・・・?
へー!そうなんだ・・・なんか不思議な気がします。
b0076870_20291923.jpg

夏鳥として四国・本州に飛来し、亜高山帯の針葉樹林で繁殖するメボソムシクイは、八重山群島では寒さを避けて越冬する冬鳥として10月頃から見られるんだそうです。
b0076870_20293574.jpg

by coraltree-37-11 | 2007-10-18 21:16

タイワンキマダラ

タテハチョウ科、東南アジアに分布する蝶で、日本では西表島だけで見られるようです。
台湾からの迷蝶帰化種と考えられ、1973年に西表島で確認されて以来定着しています。
成虫期は3~11月、食草はイイギリ科のトゲイヌツゲだそうです。
b0076870_18441412.jpg
 
食草のトゲイヌツゲは西表島でも「月が浜」だけに自生するらしく、私の泊まったホテル付近は偶然ですが、タイワンキマダラがいる場所だったようです。
そんなわけで、タイワンキマダラを守るために、このホテル建設には、反対運動が起こったとか・・・
b0076870_18443593.jpg

リュウキュウアサギマダラやシロチョウたちに交じってセンダングサでで吸蜜していました。
b0076870_18453465.jpg

b0076870_12325624.jpg

by coraltree-37-11 | 2007-10-17 19:09