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アオバズク悲話

フクロウ目フクロウ科全長29cm
小型のフクロウで、日本へは夏鳥として全国的に渡来します。
青葉の映える5月ごろから見られることからこの名があるそうです。
夜間に飛び回って、昆虫類やカエル、小鳥やコウモリなどを捕食する猛禽類ですから鋭い爪と嘴を持っています。黄色の目がとても印象的です。
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私が始めてこのアオバズク(♂)に出会ったのは6月2日です。近くのお寺の大きな楠木の樹洞に巣をつくり、ここ数年、このお寺で繁殖をしているのだと言う事を私は今年初めて知りました。毎年同じ場所で繁殖をするのだそうです。
この時、すでに雌は樹洞の巣で抱卵しているということで、雄だけが日中、巣の方向に向かって近くの木に止まっていました。
アオバズクは夜行性ですから、昼間は目を閉じて眠っています。でも、騒がしい音がしたりすると目を開けて、危険を確認しているようです。巣の中の母鳥と雛(卵)を守っている頼もしいお父さんなのです。
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これは片目を開けて、NHKの大河ドラマ「風林火山」の山本勘助みたい・・・(^∇^)ハハハ!  こうして来る日も来る日もほぼ同じ場所で、母子を守り通していたアオバズクのお父さん、本当に感心です。
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初めてアオバズクのお父さんに出会ってから1ヶ月以上、7月5日、雌が巣から出てきました。
雌が巣からでると1週間程で雛も巣立ちだそうです。私も待ち遠しいです。o(^O^*=*^O^)o ワクワクです。これが巣から出てきたアオバズクお母さんです。お父さんと別の高い木で巣の方を向いて、雛たちを守っているように見えます。
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1週間経ってもまだ雛が巣立ちません。私のアオバズク詣で?も13回になりました。
でもついに7月15日夜、3羽の雛が巣立ちました。16,17日は雛も上手く飛べなくて比較的低い位置にいたのだそうですが、私はその二日間用事で行けず、私が始めて雛を見たのは巣立ち後3日目でした。その時は、高い、茂った樹の上に止まっていて、満足な写真が撮れませんでした。
やっと撮れた写真がこれです。左端がお母さん、少しあけて、雛が3羽です。こっちを向いてくれた雛が1羽、後の2羽はお尻を向けています。お父さんは母子と少し離れた枝にいて、やはり皆を守っているようでした。
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雛が巣立ってから3回ほど通いましたが、ほぼ同じ状態です。どうにか撮れた雛の顔がこれです。
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例年、雛は旧盆の頃までいるというので、いつか雛の写真が撮れるチャンスもあるだろうと思っていたのです。
ところが7月26日夕方、日没の頃行ってみるとアオバズクがいません。いつもアオバズクの観察に毎日お寺に来ている常連の老人が2,3人いるのですがその方たちもいません。
お寺の境内とはいえ1本1本の木を見て回るには広すぎます。いつもいる付近は勿論、かなり広範囲に木を見て回りましたが、それでも発見できませんでした。
気になって翌日朝早く行ってみると、件の老人が2人いて、アオバズクはもういなくなったと訳を話してくださいました。

7月25日昼ごろ、数羽のカラスに襲われて、3羽のうち1羽の雛が殺されて、食われて、無残な死体となったそうです。目撃者の男性が1人いたそうですが、獰猛なカラスが数羽でいて、怖くて手出しが出来ないほどだったそうです。
それ以後、生き残ったはずのアオバズク一家の姿がお寺から消えたと言うのです。
それでも諦め切れない老人は、毎日様子を見に来ていると言っていました。もしかしたら又戻るのではないかと・・・

そんな話を興奮気味に私に話してくださり、その時拾ったと言うアオバズクの羽を1枚悲しげに見せてくださったのです。
私は「又しばらくして様子を見に来て見ます。」とその場を立ち去りました。
アオバズクの雛の写真はこれが最後だと思います。生き残った雛達がどうか無事に成長してくれることを祈っています。
それでも、もしもう一度出会えたら…、そんな思いを捨てきれず、近いうち又お寺訪ねてみます。
by coraltree-37-11 | 2007-07-30 14:04

カワラヒワの水浴び

スズメ目、アトリ科全長15cm
スズメくらいの大きさでしょうか、日本中どこにでもいて、1年中見られる留鳥で、肌色のくちばしと鮮やかな黄色の翼帯が良く目だちます。

この日はとても暑い日でした。
小川のほとりの枯れ木にカワラヒワがやってきて、水の方を眺めています。
鳥さんも暑いのでしょうね。
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小川めがけて、飛び降りていきました。
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「おー!冷たくて気持ち良さそうだなあ~」
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先客のスズメと一緒に水浴びです。
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ブルブル…「あ~気持ちよかった!」
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by coraltree-37-11 | 2007-07-29 00:08

モンキチョウの求愛

モンキチョウの雄と雌が空中でぐるぐる回りながら、じゃれあっているように見えました。
雄が雌を追いかけていたのでしょうか・・・
やがて雌が花に止まると、雄は雌の上で求愛ダンスと言われる行動、雌の上でホバリングを始めました。
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交尾が始まるのか…という私の期待も虚しく?雌は羽を広げて腹部を立てて交尾拒否をしています。
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それでも諦めきれないのか、雄は雌に何度も接触を図りますが・・・雌は頑なに拒否です。
一度交尾を終えた雌は雄を受け入れないのです。
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やっと諦めた雄は、退散していきました。ご苦労様でした!
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ほっとした雌は、綺麗な花でゆっくり吸蜜です。
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by coraltree-37-11 | 2007-07-27 13:14

シジュウカラ 幼鳥

ラベンダーの見ごろを迎えた高原にある公園に行きました。
ラベンダーとそこに集まる蝶や蜂とゆっくり遊んだ帰り道、ツーピーツーピーというシジュウカラの声にふと足を止めました。
久しぶりのシジュウカラとの出会いにカメラを向けると、それは2羽の兄弟(姉妹)の幼鳥でした。
まだ嘴や頬に黄色が残り、羽の色も薄い、可愛い雛鳥でした。
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やっとどうにか餌が獲れるようになった所なんでしょうか、でも木に止まる足取りがぎこちなくて、よく落ちるんですが、それが又かわいいのです。
1羽が足を滑らせて心配そうに覗き込むもう1羽です。
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これは、上から落ちてきた1羽に、下にいた1羽も引きずられて、落下していく幼鳥達です。
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by coraltree-37-11 | 2007-07-25 23:59

オオヨシキリ

前掲の河口湖で撮影のオオヨシキリと湖畔の花達では、オオヨシキリが上手く撮れていなくて、もう一度出会いたいと願っていたのですが、6月末、霞ヶ浦の葦原で、再びオオヨシキリに出会うことが出来ました。
葦原の中の一本の木にオオヨシキリが飛び出して止まりました。
縄張りを守るために一日中鳴き続けるオオヨシキリの雄は疲れているのでしょうね。
縄張りの中には、何羽かの雌との愛の巣を持っているようですし、一家のドンとしては苦労が尽きないのかもしれません。

高い木の上でほっと一息か…
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でもやっぱり、鳴いています。
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疲れ果てているのでしょうか、時々ウトウト・・・
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ハッと目を覚ましては、辺りの偵察です。
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久しぶりの毛づくろいでしょうか・・・
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ちょっとさっぱりかな?
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「さあ、行くかな・・・」
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そろそろ、オオヨシキリの雛の巣立ちの頃でしょうか、雛とも出会う時があれば、嬉しいのですが・・・
by coraltree-37-11 | 2007-07-22 09:14

クリンソウとヒメクロホウジャク?

スズメガ科のホウジャクの仲間です。ヒメクロホウジャクかなあと思いますが、違うかな?
以前載せたホシホウジャクとは、違っていますが、ホウジャクの仲間は種類が多すぎて、迷ってしまいます。
クリンソウの花の中で、ブ~ンブ~ンという羽音を立てホバリングしながら吸蜜していました。
ホウジャクを始めて見た時、蜂と間違えたのですが、何度見ても「僕は蜂だ!」と言っている様に見えます。天敵の鳥さんもきっと蜂と間違えて捕まえないのかもしれませんね。
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ちょっと見るとハチドリに見えませんか?
ハチドリは赤い花が大好きで、赤い花にやって来るとアメリカ在住の友人に聞いたのですが、クリンソウの赤にホウジャクが飛び交っている様に、私はハチドリを思い浮かべました。
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by coraltree-37-11 | 2007-07-21 09:41

クリンソウ

サクラソウ科の高さが40-50cm程の多年草。
標高1800mの信州の湿原の遅い夏、一面の緑の中で、クリンソウの派手な赤が一際鮮やかに目を惹きました。
クリンソウは山間部の湿ったところでないと生育しません。
直立した茎に小さな花を車輪状に付け、それが数段になるので、その様子を五重塔などの先端部分(九輪)に例えて九輪草と名づけられたそうです。
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ピンクも
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白も
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by coraltree-37-11 | 2007-07-17 23:54

モズの幼鳥

モズの幼鳥に出会いました。別の鳥が逃げ込んだ藪の中を探していると、私の近くの木に大人しく止まっている可愛い鳥を見つけました。
私に気付いても、ほんの少し離れた枝へ飛び移るくらいで、遠くへ飛んでいけないようです。
親鳥を待っているのでしょうか・・・
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この顔は、正しくモズの顔ですよね~
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いつまでも一人ぼっちで待っています。親とはぐれたのでしょうか・・・
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待ちくたびれて、時々ウトウトって、寝てしまいます。鳥さんは下瞼が閉じるのですね~初めての発見でした。
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親鳥はきっと帰ってくるよね。もうちょっと待っててね。
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by coraltree-37-11 | 2007-07-14 00:19

フタスジチョウ

フタスジチョウはタテハチョウ科の蝶の仲間で、初めての出会いでした。
北海道と本州の中部以北に分布し、本州では主に山地の開けた草原や湿地に生息するそうです。年1回、6~7月に発生し、8月の初めくらいに食草であるホザキシモツケに産卵を終えると、成虫の姿を見ることがめっきりと少なくなるそうで、見られる時期が極めて短い蝶なのです。
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白い筋が2本あるように見えるので「二筋蝶」なのですが、イチモンジチョウとミスジチョウ
コミスジと比べてみると、よく分ると思います。
しばらく追いかけて見ましたが、綺麗な花には見向きもせず、蝶の死骸に何度も止まっていました。オオムラサキもそうですが花と一緒に撮るのが極めて難しい蝶のようです。
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by coraltree-37-11 | 2007-07-12 16:51

ホオアカ

スズメ目ホオジロ科全長16cm
見ての通り、頬が赤いのでホオアカ、ホオジロとほぼ同じくらいの大きさです。
日光戦場ヶ原湿原で、ノビタキと一緒にいました。ノビタキと同じように、開けた湿原の低い木や草の上で辺りを見回していました。
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戦場ヶ原の湿原は一部に木道があるようですが、湿原の中に入れません。そのため鳥たちが自由に飛びまわっていますが、距離があって肉眼では何の鳥か確認できないのです。
そこで写真を撮っている私は何人かの方に「何の鳥がいるんですか?」と声を掛けられ、撮った写真を拡大して「これがノビタキ」「これがホオアカ」と見せてさしあげて、とても喜ばれました。
初見、初撮りの私のほうこそ嬉しくてついつい口数が多くなってしまいました。ヽ(´▽`)/へへっ
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これは、おまけ!(/ω\) ハジカシー
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by coraltree-37-11 | 2007-07-11 10:16